ストーリー
Professional Story
ゆったりと心身を癒す大人の体験型ホテル!COVA KAKUDA

今回お話を伺ったのは… 料飲部・高橋さん、調理部・東尾さん、料飲部・福田さん
COVA KAKUDAは、大人のリトリートステイが叶う全4室のスモールラグジュアリーホテル。1931年に真珠の養殖業からスタートした覚田真珠株式会社が、工場のあった英虞湾の入り江の場所を生まれ変わらせました。(2025年3月掲載)
料飲部 高橋さん
ご縁をつないで日本で働く夢をかなえる

インド出身。インドで生まれ育ったものの、母親の出身である日本で働くことを希望。2024年にCOVA KAKUDAへ就職し、料飲部で自家製ドリンクづくりや接客を担当しています。
Q COVA KAKUDAで働き始めたきっかけを教えてください。
知り合いの紹介で入社、ずっとここにいたい
私はずっとインドで暮らしていたのですが、母が日本人なので日本に興味を持っていました。ずっと日本で働きたいと考えていたとき、たまたま知り合いがCOVA KAKUDAを紹介してくれて、入社することになりました。
東京や大阪、京都など、日本にはさまざまな観光地がありどこも魅力的ですが、COVA KAKUDAのある伊勢志摩は自然が豊か。人も温かくのびのびとしていて、「ずっとここにいたい」と思えるほど快適な環境で仕事ができています。 去年はインドから妹が日本に来て、志摩市の学校へ短期留学をしたのですが、「ここに住みたい」というほど気に入ったようです。
Q 職場の雰囲気を教えてください。
リラックスしながら仕事ができプライベートも充実
COVA KAKUDAには15人くらいのスタッフがいて、全員先輩です。でも、みんな和気あいあいとしていて接しやすい人たちばかりです。
お客様に提供する料理は季節ごとに変わるのですが、インドと日本では使う食材も調理方法も全然違います。お客様に説明できるよう、作り方や食材について学ぶ際もとても丁寧に教えてもらえます。
また、体験型ホテルなのでアクティビティも充実していて、宿泊状況が落ち着いているときは私たちもカヤックなどを体験したりします。
プライベートと仕事の両立もしやすく、2月は3週間ほど長期休暇をもらい、9か月ぶりにインドの実家に帰りました。家族に、成長した姿を見せられたかなと思います。
Q 就職・転職を考えている方へメッセージをお願いします。
海外出身でも、サービス業が初めてでも大丈夫!
COVA KAKUDAのスタッフはみんな優しくて親切。わからないことも丁寧に教えてくれます。私は日本に住むことも、仕事をすることも、接客をすることも初めて。日本語も、理解はできても話せない状態でした。
ですが、先輩方に教えてもらい、今はお客様の対応ができています。自然豊かな環境の中、リラックスしてのびのびと仕事ができますよ!
料飲部の一日
14:00 | 出社 |
15:00 | チェックイン後のドリンク対応 ディナーの準備 |
17:30 | ディナー対応 |
23:00 | 退社 |
※途中1時間の休憩があります
※勤務時間はシフトによって変わります
調理部 東尾さん
料理長とのご縁が新しい環境、新たな挑戦を導く

津市出身。専門学校を卒業後、ある旅館の調理場で働いていたころ、現COVA KAKUDAの料理長と出会う。料理長からもっと技術を学びたいと思い、COVA KAKUDAへ転職。調理を担当しています。
Q COVA KAKUDAでの仕事のやりがいを教えてください。
自分で料理を考え提供する、新しいチャレンジ
以前は100室を超える規模の旅館の調理場にいたのですが、ここは全4室。お客様1組に対し細かいところまでこだわって仕事ができる点はやりがいが大きいです。
しかしその分、長旅で到着されて疲れているお客様にはあっさりしたものを提供するなど、お客様の状況にあわせて臨機応変に対応する点はやりがいであり難しさだと思います。
また、調理場の中にいるだけではなく料理を自分で提供するということにもチャレンジを始めました。
地元の漁師さんから直接食材を仕入れ、アイデアを出して料理にする。その想いがある分、料理や食材について話し過ぎてしまったり、お酒についての知識はまだこれからだったり。周りのスタッフにアドバイスをもらいながら、試行錯誤しています。
自分が考えたことがすぐに反映できるのは、うれしいですよ。
Q 職場の環境はいかがですか?
自分の意見を聞いてくれる、面倒見のよい料理長
以前勤務していた旅館で現COVA KAKUDAの料理長に出会い、一緒に働いていましたが、COVA KAKUDAをオープンさせるため料理長が旅館を退職。私はCOVA KAKUDAの営業スタイルに興味を持ったこと、また、料理長からもっと技術を学びたいと思い旅館を退職し、1か月の準備期間を経てCOVA KAKUDAへ入社しました。
引っ越しの際には家探しを手伝ってくれたり、食事に誘ってくれたりするなど、面倒見のよい料理長にプライベートでも助けられています。
調理場にはもう一人先輩がいるのですが、みんな長い期間一緒にいるので調理場の雰囲気は和やか。ホテル全体で見てもみんな楽しく働いていると思います。
Q 就職・転職を考えている方へメッセージをお願いします。
仕事に行き詰っても気持ちを切り替えられる環境
もともと真珠の養殖場として使われていた場所を、里海(人手が加わることにより生物生産性と生物多様性が高くなった沿岸海域)にすべくCOVA KAKUDAはスタートしました。
その美しい景色を目の前にしていると、仕事で行き詰ったときもすぐに気持ちを切り替えることができます。優しくアドバイスをくれる先輩たちと一緒に働き、技術を吸収していきましょう!
料飲部 福田さん
伊勢志摩の大自然とゆったりした時間を満喫

東京都出身。レストランで調理を担当していたものの、接客を学びたいと転職。高いサービススキルを身につけられる職場を選んで経験を積む。2024年11月にCOVA KAKUDAへ入社し料飲部を担当。
Q COVA KAKUDAで働き始めた理由を教えてください。
東京で出会った料理長とオーナーの言葉に魅かれ伊勢志摩へ
自分自身、いずれは地方のオーベルジュでゆったり働きたいと考えながらも、あえてサービスレベルの高いスキルを身に着けられる職場を選んで仕事をしてきました。
そんなときに、COVA KAKUDAのオーナーと料理長が以前の職場にお客様としてやってきて、話を聞いたんです。伊勢市にいた友人に会いに行くタイミングでCOVA KAKUDAへ立ち寄りました。
一目見て心を奪われ、「海がキレイで食事もおいしい、良い環境だ」と感動して転職を決めました。
Q COVA KAKUDAの仕事のやりがいを教えてください。
地元のものをベースに“わかりやすい味”を
COVA KAKUDAでは、料飲部がお客様や料理に合わせて、アレンジしたドリンクを提供しています。
以前働いていたレストランでは、おいしいものを食べることに興味を持ち、知識も豊富なお客様が多かったです。ドリンクにも複雑な味を求める傾向があり、世界中にある選択肢の中から使用するものを選び、アレンジしてお客様に提供することが喜ばれていました。
しかしここは、旅行が好きでCOVA KAKUDAで過ごすことを目的に足を運ぶお客様がメイン。伊勢志摩の食材を使った料理にあわせ、ドリンクも地元のものをベースに、誰が飲んでも美味しいと思える“わかりやすい味”を提供するほうが喜ばれるように感じます。
“美し国(うましくに)”といわれるほど豊富な食材のある三重県ですが、“地元のもの”と考えると食材やお酒は限られます。その中で、お客様に喜んでもらえるよいものを生み出せることに喜びを感じます。
Q 就職・転職を考えている方へメッセージをお願いします。
すごいキャリアを間近で学べる
COVA KAKUDAのスタッフには、某大手レストラン経験者など、すごいキャリアをもった人も多いです。そんな人達のスキルを身近で学べ、やる気次第でいろいろなことに挑戦することも可能です。
また、COVA KAKUDAには料飲部だけでなくフロントを担当する宿泊部や調理部などもあります。ここを運営する覚田真珠株式会社まで視野を広げると、養殖業や真珠ジュエリーの製品化など幅広い事業を行っています。
そのため、
・なんとなく興味がある
・何かやりたいことを探したい
という人も、多くの仕事に触れられるのではないでしょうか。まずは、一歩踏み出してみてください。
COVA KAKUDAの詳細はこちら(https://cova-iseshima.jp/)