ストーリー
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デジタル田園都市国家構想に取り組む!ヴィソン ホテルズ

今回お話を伺ったのは… 総支配人・梅谷さん、セールス&マーケティング部・佐藤さん、宿泊部・中谷さん
ヴィソンホテルズは、三重県多気町にある大型リゾート施設VISON内にある宿泊施設。「野に遊び、野に学べ」をコンセプトに、自然をたっぷり体感できる場を提供しています。(2025年3月掲載)
総支配人 梅谷さん
地域に根付く支配人を育てたい

親会社の株式会社エイチ・アイ・エス(HIS)に入社し、仕入部門で航空会社との取引を長年経験。その後、発展途上のHISホテルホールディングス株式会社に出向し、浅草橋や舞浜ホテルの支配人として宿泊業の運営を習得。2023年より、ヴィソンホテルズの総支配人に着任しています。
Q ヴィソンホテルズならではの働きがいを教えてください。
“その場、その瞬間”を楽しんでいただく一発勝負の挑戦
都心のビジネスホテルとヴィソンホテルズとでは、お客様の求めるもの、ホテルでの過ごし方が異なります。ヴィソンホテルズは、リゾートホテルとして癒しや食、そして三重の魅力を求め、足を運ぶお客様がほとんど。そんな方々の期待にどう応えよう、どう喜んでいただこうと常に考えながらの運営を心がけております。
旅行においては旅ナカの最も重要なコンテンツとなるホテル。お客様が滞在される1泊や数泊の間でいかに思い出に残る滞在体験をしていただけるかがこの仕事の醍醐味です。一瞬一時に思いを込め、最高のサービスを提供することで、「ありがとう」「来てよかった」などとお褒めの言葉をいただくと嬉しいものです。
また、その喜びを得るためには、価格に見合ったサービスの提供と、飽きない、リピートしていただくコンテンツ開発が必要です。当ホテルは開業より4年を迎えまだまだ進化・発展の途中にあります。スタッフ全員がアイデアを出し、よいものをすぐに取り入れられるフットワークの軽い組織であることも、スタッフのやりがいにつながっているのではないでしょうか。
Q デジタル田園都市国家構想のモデル地域にもなっていますね。
ホテルの枠を超えた仕事にチャレンジ
デジタル田園都市国家構想とは、ヴィソンホテルズのある多気町をはじめ、大台町・明和町・度会町・紀北町を「美村(びそん)」と位置づけ、5町が連携して共通のデジタルシステムを活用しようという取り組みです。
このプロジェクトがあることにより、自治体と連携して地域にお客様を呼び込むためのイベントやデジタルサービスの企画などに参画しています。ホテルの枠を超え、地域との連携や雇用の創出などの仕事にチャレンジできるのも、ヴィソンホテルズで働く魅力ではないでしょうか。
Q 梅谷総支配人の今後の目標を教えてください。
地元に根ざす人材の採用と育成
私を含め何名かのスタッフは出資会社のHISや住友林業から出向してヴィソンホテルズで働いていますが、いずれは自社で採用した社員に運営の一切を任せることになるため、今後は、自社採用のスタッフを増やしていきます。
キャリアや意欲によっては、新しく採用する方の中から各部門のマネージャーや支配人が誕生するかもしれません。
・ホテルの仕事を経験してみたい
・多気町へ移住してみたい
という方に、ぜひ手を挙げていただきたいですね。
セールス&マーケティング部 佐藤さん
ホテルのオープニングに携わるためヴィソンホテルズへ

愛知県出身。HISへ入社し「変なホテル東京 西葛西」や「変なホテル金沢 香林坊」に勤務。2021年のヴィソンホテルズオープンに自ら手をあげ、現在は営業や広報など幅広く担当しています。
Q ヴィソンホテルズ勤務は自ら手を挙げたそうですね。
自信をもって「ホテルで働いている」と言うため
旅行が好きですし、海外も好きで、両親もホテルで働いていたこともあり、旅行業や宿泊業を希望していました。そこでHISに入社し、「変なホテル」に配属となって西葛西や金沢で宿泊業に携わりました。
しかし、“世界初のロボットホテル”として知られるように「変なホテル」は接客の多くをロボットが行うため、お客様をしっかり接客できているという実感がありませんでした。
・上質なサービススキルを身に着けたい
・“ホテルで接客の仕事をしている”と自信をもって言いたい
と思い、ヴィソンホテルズに手を挙げ、2021年のオープンより勤務しています。
Q セールス&マーケティング部のお仕事を教えてください。
ヴィソンホテルズを旅の“ハブ”にする活動
私の所属している部署では、宿泊予約サイトの管理や宿泊プランの立案、メディアからの取材対応など、お客様にヴィソンホテルズを知って利用していただくための業務を担当しています。
コロナ禍に「外出自粛を」「Go Toトラベルで旅行に」などとテレビや新聞などで叫ばれていたことからもわかるように、宿泊者の行動はメディアに大きく左右されます。それを逆手に取り、世間の声を敏感に感じ取ってお客様が求めている情報を、メディアを通じて提供することで、ヴィソンホテルズに足を運んでもらおうと日々取り組んでいます。
現状、多気町は伊勢神宮や熊野古道などの観光地を目指す方の通過点として利用されることが多いです。私たちの広報活動によって、ヴィソンホテルズが人と旅の目的地をつなぐハブのような役割になればと努力を重ねています。
Q 転職・就職を考えている方へメッセージをお願いします。
夢を叶えるために行動を!
私はずっと“接客ができるホテル”のフロントで働きたいと考えていたため、「変なホテル」からヴィソンホテルズに異動しました。ヴィソンホテルズのフロントでやりがいのある仕事をしていた中でセールス&マーケティング部に異動になり、接客の第一線を離れることに抵抗もありました。
しかし、フロント業務を知らなければセールス&マーケティングの仕事はできませんし、実際にチャレンジしてみて後悔はありません。
今では新しい目標もでき、それにチャレンジすべく人材育成に励んでいます。
・ヴィソンホテルズでスキルを身に付けたい
・多気町の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい
・ホテルの仕事にチャレンジしてみたい
など、ヴィソンホテルズに興味をもってくださる皆さんに、お会いできることを期待しています。
宿泊部 中谷さん
オープンを心待ちにして入社!地元出身のオープニングスタッフ

松阪市出身。介護職に就いていたものの接客業を希望して退職。飲食業などを経験し、家族のすすめでヴィソンホテルズへ。ホテルのフロントをメインに担当しています。
Q 現地で採用されオープニングから働いているのですね。
未経験スタートからいつの間にか教える立場に
もともと介護職に就いていたのですが、もっと多様な方と接する接客業に就きたいと思い退職し、飲食業で接客を経験しました。しかし、「やはり接客業は向かない」と感じて工場に勤めるなど、自分にどんな仕事があっているのか探していたんです。
そんなとき、家族から「多気町にホテルができる」「接客業が向いているはずだからチャレンジしてみたら」と背中を押されて興味を持ち、オープンまで半年待って入社しました。
オープン当初は梅谷支配人のように出向していたスタッフも多かったのですが、だんだんと自社採用スタッフも増え、いつの間にか私がフロント業務を教える立場になっていました。
Q 未経験でオープニングスタッフは大変ではなかったですか?
バタバタしていた経験があるからこそ
1カ月の研修はありましたが、オープン当初は“ぶっつけ本番”なところも多かったです。右も左もわからない中、みんなで協力して軌道にのせていきました。
でも、その経験があるからこそ「ここが難しい」「こんなふうに教えてもらえれば…」など相手の立場を考えながら仕事を教えられると思っています。
Q 仕事のやりがいを教えてください。
“三重らしい”おもてなし
お客様のことを考えて行動したことに対し、喜んでいただけたり感謝してもらえたりすることがうれしいですね。
今はまだ、梅谷支配人はじめ上司は県外からの出向が多いです。ビジネスパーソンとして学ぶ部分も多いのですが、お客様対応においては少し堅いイメージになることも。“三重らしいリゾートステイを楽しんでいただけるような接客”という点では、地元出身の私たちのほうが得意なのかなと。
上司に直接、「怖いです」「堅いです」といえるほど仲のよい職場環境なので、お互いのよいところを学びながらホテル全体のサービスを上げていきたいです。
Q 転職・就職を考えている方へメッセージをお願いします。
“人のため”に行動できる喜びを
在籍しているスタッフの中には、未経験から宿泊業に飛び込んだ人も多いです。経験がなくても、コミュニケーションが苦手でも、「人のために行動したい」と思える方なら楽しく働けると思います。
仕事は丁寧にお教えしますので、ぜひご応募お待ちしております。
フロントの一日
12:00 | 出勤・引継ぎ 早めに来館されたお客様の事前手続き対応 |
15:00 | チェックイン対応 |
18:00~ | フロント業務を行いながら、電話対応の引き継ぎ |
21:00 | 退社 |
※状況を見ながら1時間の休憩を取ります。
ヴィソンホテルズの採用情報はこちら(https://vison-hotels.com/2023/4641/)