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日常に安心を、旅に感動を届ける!三重交通株式会社

日常に安心を、旅に感動を届ける!三重交通株式会社

今回お話を伺ったのは… バス営業部・Tさん、主任運転士・Mさん、ガイド・Kさん

三重交通株式会社は、三重県内の路線バスを始め、各地への高速バス、貸切バスの運行、バスツアーなどを催行する会社。1944年に設立され、2024年2月で創立80周年を迎えました。長きにわたって、「地域の足」「観光の足」として多くの人の移動を支えてきました。(2025年2月掲載)

受託営業部/バス営業部 Tさん

地元の交通インフラを支えることがやりがい

桑名市出身。2014年に三重交通株式会社へ入社し、四日市営業所、三重交通が運行受託している名古屋市交通局港明営業所などを経て本社へ。名古屋市バスの管理受託や、四日市営業所管内の事業計画変更(ダイヤ改正)、逓送(ていそう)事業(郵便局間の輸送)に関する業務を担当しています。

Q 現在の仕事を選んだきっかけや理由を教えてください。

地域密着の会社で地元に貢献

大学進学のタイミングでいったん三重県を出たものの、「就職するなら地元で」と考え就職活動をしました。
いくつか気になる会社はあったのですが、私たちの日常生活に必要不可欠な交通インフラを手掛ける地域密着の三重交通に魅力を感じ、入社しました。

Q どんなところにやりがいを感じていますか?

地域の交通を支える責任を実感

路線バスのダイヤ改正を行う場合、道路運送法に基づく各種許認可や届出が必要です。少しの時刻変更が利用されるお客さまには大きく影響することもあり、慎重な調整を必要とする仕事です。
その分、自分が考えたダイヤでバスが走り、「便利になったよ」というお客さまの声を直接耳にすると、充実感がありますね。

Q 観光需要への対応もされているのですか?

観光需要と地域生活への両軸対応

三重県には伊勢神宮を始め多くの観光資源があります。インバウンドも増えてきているため、会社として観光需要に応えようと動いています。しかし、地元の方々の日常を守ることも大切。減便や廃線の危機にある路線をどう維持していくか、通勤や通学で利用されるお客様の移動をよりスムーズにするにはどうしたらよいか、といった点にも注力したいと考えています。

Q 三重交通への就職・転職を考えている方にメッセージをお願いします。

さまざまなバックグラウンドの方に刺激を与えてほしい

三重交通には地元出身のスタッフが多く、新卒から長年勤めている先輩まで年代も幅広い。のんびり居心地のいい会社だと思います。
ですが、Uターン、Iターン、ジョブリターン、中途入社なども増えていて、「地元の人でなければ馴染めない」「新卒入社じゃなければ活躍できない」ということはありません。
県外から来たからこそ、ほかの会社を経験しているからこそわかることもありますし、新しい風を吹かせてくれる方に刺激をもらっています。
さまざまなバックグラウンドのある方と、高めあっていければと思っています。

主任運転士 Mさん

「いつものあの方」が安全・安心に移動できるように

津市出身。観光バスの運転士をしていた知り合いの影響で運転士に興味を持ち新卒で入社。路線バスや観光バスの運転士をしつつ、運行管理のサポートなども担当しています。

Q バスの運転士になって何年ですか?

入社12年目、運転士暦は10年ほど

私が入社した当時は満21歳にならないと大型二種免許が取得できなかったので、入社して3年間はサービスエリア等を運営するグループ会社に出向し、サービス業の経験を積みました。
3年たって桑名営業所に配属され、やっとバスを運転できるようになったときは感動しましたね。それから10年ほど、路線バスに乗務し、最近では観光バスの乗務もできるようになりました。

Q どんなところにやりがいを感じますか?

「ありがとう」をもらえたとき

通勤や通学で毎日利用されるお客様も多いので、毎日決まった時間に決まった場所を運転していると知った顔が増えていきます。「この方はいつもここで降りるから乗り過ごしがないかな」「今日はあの方を見ていないけれど何かあったかな」と気にしてみたり。
そんな方々から「ありがとう」といっていただけると、励みになります。

また、夏休みにはお子さまの一人旅に遭遇することもあります。
ご両親に見送られて一人でバスに乗り、目的地のバス停ではおじいさまや、おばあさまが待っている。よい思い出になってほしいと願いながら、安全運転を心がけています。

Q 時期的なイベントでは、伊勢神宮の初詣もありますね。

伊勢神宮へ向かうバスを運転しながら見る初日の出

年末年始は伊勢神宮付近の交通規制やパーク&バスライドが実施されるので、営業所のスタッフだけでなく本社スタッフもシフトを組んで対応しています。
私は、臨時バスを運転しながら伊勢神宮付近で初日の出を見る年も多いです。縁起の良い一年になりそうだなと毎年思いますよ。

Q 運行管理者へのキャリアアップを期待されているとのお声が…

日々の業務を丁寧に頑張ります!

運行管理者になるには国家資格が必要ですし、バスなどの事業用自動車が安全に運行できるよう管理・監督をする業務になります。
もともと観光バスの運転士を目指していたこともあり、観光バスに乗務できるようになったことで満足している部分もあります。
ですが、期待していただけることはとてもありがたいので、自分のペースでできる限り期待に応えていけるよう、頑張りたいと思っています。

バスガイド Kさん

小学生からの夢をかなえ親子二代でバスガイドに!

津市出身。バスガイドになるという夢をかなえるため、新卒で三重交通へ入社。厳しいながらも愛のある研修を乗り越えバスガイドデビューし、3年目を迎えました。

Q バスガイドを目指したきっかけを教えてください。

母も三重交通のバスガイド

バスガイドを目指したきっかけは、

母が三重交通のバスガイドだったこと
小学校の修学旅行でバスガイドさんの名前が同じだったこと

の2つです。
単純かもしれませんが、「バスガイドに縁があるのだな」「私もこんなふうになりたいな」と夢を持つようになりました。

Q 実際、バスガイドになってみていかがですか?

大変ながらも楽しく、やりがいを感じる仕事

入社してすぐや、バスガイドとして独り立ちしてしばらくは毎日精一杯でした。バスガイドの先輩や同期、運転士さんに助けられながら仕事をつづけて、最近になってようやく気持ちに余裕が出てきたかなと思います。
実は母からは、「本当にバスガイドを目指すの?」と何度も心配されたんです。それを振り切って入社しましたし、憧れのバスガイドになれた喜びも大きい。大変なこともありますが、毎日楽しみながら仕事をしています!

Q もともと観光には興味があったのですか?

日本の歴史は好きでしたが、観光地については日々勉強

日本の歴史や地理が好きで、観光も身近なものではありました。でも、バスガイドは目的地までの道程でもご案内がありますし、はじめて訪れる観光地もまだまだあります。
3日先の予定がわかったら、行程表を見て足りない知識や情報を覚えるための勉強を始めます。調べたり覚えたりするのが苦にならないのは、観光が好きだからかもしれませんね。

Q 三重交通への就職・転職を考えている方にメッセージをお願いします。

仕事の合間においしいごはんや観光を楽しめる!

運転士なら大型二種免許などの資格が取れますし、バスガイドなら所作や話し方といったマナー、観光にまつわる知識が得られます。また、お客様が散策している間に、自分も観光をしたりおいしいごはんを食べたりすることも。

コミュニケーションスキルを活かしたい
特別な資格や知識を身につけたい
・ 旅行や観光が好き

など、幅広い方が楽しく働けると思います。
研修制度がしっかりしているので、未経験から仕事をはじめて活躍しているスタッフも多いです。興味がある方は、気軽に会社説明会や面接に参加してください!
みなさんにお会いできることを楽しみにしています。

バスガイドの内勤の一日

9:00出勤・行程の確認や事務作業など
12:00お昼休憩
13:00事務作業やガイド準備など
17:30退社

※6:00~14:30までの内勤もあります。
※外勤時の勤務時間や内容はツアーによって異なります。

三重交通株式会社の採用情報はこちら(https://www.sanco.co.jp/company/company12/

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